何処までも遠くを見通せる見張り塔の上にいたんだ
スコープに目を通して、来るはずが無い的を探して
何処までも見える塔の上で
空の青さも星の揺らめきも感じることなんてなくて
小さなネズミが動くのを目で追ったりなんかして
何に怯えているんだ
何処にもいない敵をいつまで見てるんだ
何処までも遠くを見通せる見張り塔の上にいたんだ
手にした情報を知識と勘違いして降り積もる雪に凍えながら
何処までも見える塔の上で
出口のありかも何処からはいってきたのかもすっかり忘れてしまって
何を見ているんだ
どうして抜け出せる部屋にこもっているんだ
オシャレな帽子を被ったサルだ
目玉は遠くを見つめるためにデカくなったが
影だけしかない敵におびえてる
オシャレな帽子を被ったサルだ
見張り塔の上から世界を見下ろすが
心は檻の中に囚われたままだ
すべてを見通せる塔の上で
すべて見通せる塔の上で
すべて見通せる塔の上で
ながさわらむの酔いどれ天使になる前に
メモ帳
0コメント