ペックオーダー

「はぁーい、それじゃ順番に並んでニワトリの羽をクロスさせてナイフで首筋の血管を切ってえーー」

僕はナイフをもって立ってた
僕はナイフをもって立ってた


10歩、歩いた先にあるニワトリ達が入っているゲージにむかってあるいていって俺はナイフを躊躇泣く突き刺す
そのあとお湯と毛をとる機械にかけられて奴らは裸になり俺達が解体してどんどん鶏肉になっていく
バラバラになって
バラバラになって
お店の店頭に綺麗にはいれるようになる


うちの高校じゃこんな授業があった
俺はタマゴがしっかりそだつもんだなぁと感心した思い出がある

にわとりの有精卵を保温機にかけて育てて孵化させてかわいいヒヨコがうまれた

あっというまだった

ヒヨコはかわいらしい顔してヨチヨチ歩いててペタペタツンツンってかんじだった

この卵の中からでてきたのが大きくして鳥にして食うのかと思うとゾクゾクした、おれはその時はとりあえず唐揚げ丼達に背中を向けて教室に帰った

そして授業
うちの高校の授業は変わっている
この担任の先生が考えてノートにまとめられた知識がおれたちへの知識としてあたえられる。
まぁ正規の教科書がなくこの人の作ったノートが正規の教科書ってかんじだ
そしてら今日の授業内容はペックーオーダーについてだった、
序列付
強弱の差によるつよさでニワトリ達の社会の強さが保たれる
いっぴきのナイフをモテないニワトリを置いて

人間にもおなじようなことがおきる
先生は授業で遺伝子的に組み込まれていることで無くすことは出来ないと言った
広い部屋、高い止まり木、色々な方法はある
彼らの心のストレスを減らしすこでも争いをすくなくするために尽力をつくすのだ

 ただこれは檻の中で管理された世界の庭の中で行われている遺伝子による行為である


僕達人間もナイフをもってたっていた
僕達人間もナイフをもってたっていた

いじめられてるあのこもいた
いろんならやつがいた
肌の色の違うやつもいた
目の色の違うやつもいた

序列付のための争いをもおきた
たくさんの生物が死んだりもした
中学校で胸ぐらを掴まれて蹴られたりもした
むしゃくしゃして涙がでそうだった

でも、ここは俺達の庭か?
違うだろうニワトリと一緒の檻の中だろう
ニワトリは人間が俯瞰でみてた
人間は誰が俯瞰で上からみてるんだろうな
かみさまか?
くそくらえ




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