駆け落ちの日

記念すべき一発目
ゆうたながさわのよいどれエッセイである
今日は突然の休みになって朝から本を読んでいた
その本は山の日だとかサボテンの日だとかいろいろな記念日についてかかれていたその中に駆け落ちのの日と言う記念日についてがあった。
なんと素敵な記念日であろうか男と女のロマン燃え上がるような青春
愛の逃避行である
しかし俺はこの素敵な記念日の話を聞いて全く別のことをおもいだしていた。あれは池袋の片隅にある汚い飲み屋で浮浪者のようなおっさんが昼間っら濃いめのホッピーを煽りながら話してくれた話である
「おらはようこんな汚いなりしてるけど昔は社長だったんだよ、オフィス構えて偉そうに座ってよ、ほんでゴルフなんかいって接待してよお、楽しかったなあ、あの頃はよお」
ほほおーこのホームレス崩れのようなおっさんが?ほんで俺も気になっちゃたもんだから「何で会社ダメになっちゃたんですか?」てきいてみたのよ、そしたらおっさんが
「逃げたのよ、酒に。金はあれど何にも手にしてる気分はなかったから。さけのんで潰れて何もかもなくなっちまえっておもって逃げたのよ、愛しい酒との逃避行、おれとアルコールの駆け落ちよ!」
このホームレス崩れのようなおっさんがいった言葉がみょうに奇妙に胸に残り俺は飲んでたホッピーを半分残してその日は早々に店をでたのでああった。

ところでエッセイとは何なんだろうか。俺はホッピーをのみながら今考えている。

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ながさわらむの酔いどれ天使になる前に

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